クラフツマンシップ、素材、そしてひとつのパーソナルなアイデアから生まれた、最初のZootage Connection Charm。
Zootageというアイデアが少しずつ形になり始めたとき、何よりも先に考えたことがありました。
「この小さな存在は、どんなものであるべきだろう。」
単にペットを小さく再現したものをつくりたかったわけではありません。
大切な動物を感じられるほどパーソナルでありながら、お気に入りのハンドバッグにも自然になじむ、洗練されたもの。
そして、本当に毎日持ち歩きたいと思えるもの。
そんな考えから、最初のZootage Connection Charmは形づくられていきました。
レザーを選ぶということ
最初のデザインから、レザーはZootageにとって欠かせない素材でした。
私自身が昔から親しんできた素材であることに加え、触れること、使うこと、そして時間を重ねることで表情が変わっていくレザーの特性に魅力を感じていたからです。
ただ飾るためにつくられたものとは違い、バッグにつけるチャームは日々の暮らしの一部になっていきます。
しかし、新しいものをつくるからといって、必ずしも新しく生産された素材だけを使う必要はありません。
レザー工房では、バッグなどの大きな革製品をつくる過程で、小さな革が残ることがあります。
バッグをつくるには小さすぎても、素材としてのレザーはまだ十分に使うことができます。
Zootageのチャームにとって、そのサイズはむしろ理想的でした。
私たちは、厳選した残革に新たな役割を与え、それぞれの小さなパーツへと生まれ変わらせることにしました。
すでに存在する素材に新しい価値を与え、もう一度、大切にしたくなるものへ。
それは、Zootageのプロダクトに自然とつながるものづくりの方法となりました。
手仕事から生まれるもの
Zootageのチャームは小さなプロダクトですが、そのサイズから想像する以上に、多くの細かな工程を経てつくられています。
一枚一枚のレザーパーツを切り出し、組み合わせながら、それぞれの動物らしい表情を形づくっていきます。
耳の形、模様、全体のバランス、そして色の組み合わせ。
ほんのわずかな違いでも、チャームの印象は大きく変わります。
だからこそ、手仕事は私たちのものづくりにおいて、とても大切な要素になりました。
すべてを完全に均一に仕上げるのではなく、素材そのものの表情や、手作業だからこそ生まれるわずかな違いも残していく。
私たちが目指しているのは、大量生産品のような仕上がりではありません。
細部ひとつひとつに向き合いながら、時間をかけてつくられるものです。
自分だけの存在へ
そして最後にチャームを完成させるのは、それを持つ人です。
ストラップの色を変えることで、それぞれ異なる個性が生まれます。
さらに名前を入れることで、そのチャームが表現する大切な動物だけの、特別なものになります。
ほんの小さなディテールですが、それによってチャームとの関係は変わっていきます。
それはもう、単なる犬や猫のチャームではありません。
あなたの犬、あなたの猫。
あるいは、あなたの人生の中で特別な場所を占める、大切な存在を思い出させてくれるものになります。
そして、ハンドバッグや日々持ち歩くものと一緒に使うことを前提にデザインされているからこそ、チャームは持つ人自身のスタイルの一部にもなっていきます。
絆とデザインが出会う場所
このバランスは、今もZootageのプロダクトづくりに大きな影響を与えています。
私たちが大切にしているのは、動物たちとの間にある感情や絆だけではありません。
素材、プロポーション、クラフツマンシップ、そしてひとつのものが日常の中にどのように溶け込んでいくのか。
そのすべてを同じように大切にしています。
Connection Charmは、その考えを最初に形にしたプロダクトです。
手仕事から生まれ、旅をするためにつくられた、小さなレザーオブジェ。
いつもそばにいる大切な存在を、レザーという新しいかたちに。